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ろくでなし(Fiesling)

え、私なんですか? 性格カードの置き方をもとに、プレイヤー間の誰だ問題になっているか予想するドイツのコミュニケーションゲーム。『ディクシット』以来、プレイヤーに楽しみ方を任せるゲームがドイツでも広がっているが、参加者そのものをお題にするダイレクトさは極限まできたという感じである。 出題者は2人一組と…

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リオグランデ(Rio Grande)

相乗りしたら流された アメリカ・コロラド州にある川リオ・グランデは、ゲームメーカーの名前にもなっているが、これはオーストリア製。同時進行で川が何本も伸びていく。そこに自分の橋をかけて、川の長さで得点するカードゲーム。 自分の番には5枚の手札から川カードを出して、川を伸ばす。川は全員共通で最高6本まで…

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ライクワイズ(Likewise!)

ニアミス連発 『フラッシュ』という手軽なコミュニケーションゲームがある。お題から連想するものを8つ書いて、同じ答えを書いた人の分だけ得点になるというもので、紙と鉛筆さえあれば楽しめるものだ。このゲームは、そのお題を、形容詞+名詞のカードでランダムに生成してひねりのきいたものにする。 形容詞カードと名…

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ラストコール(Last Call: The Bartender Game)

ボトル行ったり来たり ラム・ジン・ウォッカ・ブランデーなど6つのお酒を、客の注文に合わせてバーテンダーのもとへ届け、カクテルを作ってもらうアメリカのゲーム。大きいボトルのコンポーネントが目を引く、判断力のゲームだ。 最初に渡される4枚の注文カードには、2つのお酒でできるシューターから、5つも必要なス…

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レジスタンス(The Resistance)

この中に裏切り者がいる! 政府打倒を目論むレジスタンス軍が活動を始めた矢先、なぜかミッションが失敗するという危機に直面した。どうやらこの中に裏切り者がいるようだ。一体誰が?!……レジシンタンスに紛れ込んだ政府のスパイたちが妨害に成功するか、正体がばれてレジスタンスの勝利に終わ…

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ルナ(Luna)

集え、ルナさまのもとへ 7つの島と中央の神殿をめぐって月の神官の祭に参加し、名声ポイントを集めるゲーム。ローゼンベルクの収穫3部作の1つ『洛陽の門にて』を昨年発売したホールゲームズの第2弾で、フリーク向けで評判の良いS.フェルトを起用した。 基本的な目標は、月の神官ルナがいる島で最多数を取ることと、…

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ラングフィンガー(Langfinger)

ゴールドフィンガー 道具を集めて金庫を破り、盗品を換金するゲーム。2009年から流行中のワーカープレイスメントを、たった20〜30分で遊べるようにした作品として評判になった(ワーカープレイスメントゲームは、『ケイラス』や『アグリコラ』のように、2時間超のゲームが少なくない)。 デザイナーはゴルトシー…

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ロビンフント(Robin Hund)

これ持ってましたー 犬の盗賊を集めてお宝をゲットする記憶ゲーム。手番には2枚の場札から1枚を取る。紋章がないカードは自分の手札に入れ、5種類揃ったらお宝カードを1枚もらえる。紋章があるカードは誰かに渡し、相手が持っていなければ、その相手の手札の枚数分だけ犬コマを進めて、1周したらお宝カードを1枚もら…

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ラッタス(Rattus)

人口が増えるほど危険 『オレゴン』を作ったノルウェーのデザイナーコンビが、オランダのメーカーから出版したゲーム。ヨーロッパ中にペストが広がった14世紀を描く。全人口の3分の1が犠牲になったというが、このゲームでも本当にどんどん死ぬ。そんな中で、自分の民族をどれだけ生き残らせるかという、ブラックなテー…

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洛陽の門にて(Vor den Toren von Loyang)

たくさん植えれば楽よう 時は紀元前後、漢の都だった洛陽を舞台に、農家となって野菜を栽培して売るゲーム。スカウトアクション6位、ボードゲームアンケート14位、プフェファークーヘル9位。日本語版が今月ようやく発売される見通しとなった。ゲーム内容はこちら。 今回は高級野菜に走るみんなを尻目に、私は一番安い…