カテゴリー: は行
ヘヴン&エール(Heaven & Ale)
美味いビールを仕込む物語 古い修道院の院長となり、神の御許でビール醸造所を運営するボードゲーム。エッセン・シュピールのスカウトアクションで6位に入り、ドイツ年間エキスパートゲーム大賞にノミネートされた。戦略性が高く、下手をするとほとんど点数が取れないまま終わってしまう分、上達の余地は限りなくあるザ・…
ブードゥープリンス(Voodoo Prince)
あと1トリックで寸止め トリックテイキングゲームは大好物で、ゲーム棚にはトリックテイキングコーナーもある。しかし傑作が多くて、新作の入り込む余地があまりないというのが実感。その中でクニツィア作ということで気になって遊んでみた。 親のプレイヤーが1枚手札を出して、時計回りにほかのプレイヤーも1枚ずつ手…
文絵のために(For Fumie)
また失敗した……! 謎の死を遂げた女子高生を、タイムスリップした友達が助ける2人用協力ゲーム。ゲームマーケット2017秋で発売されたが、ネタバレ禁止のため会場内での試遊はなく、それがかえって多くの注目を集めていた。ネタバレ禁止だが、一度遊んだら終わりのレガシーシステムではない…
プライバシー(Privacy)
「留年したことがありますか?」「浮気をしたことがありますか?」「通販でアダルトグッズを購入したことがありますか?」「経験人数は10人以上ですか?」……公には答えられないような質問にこっそり答えて、全体のイエスの数を予想するコミュニケーションゲーム。オリジナルのドイツ語版はシリ…
飛騨古川(Hida-furukawa)
古くて新しい街づくり 香港のゲームデザイナーが映画『君の名は。』を見て作ったというオークション&ブラフゲーム。今年秋のエッセンに出展された。情緒あふれる街並みを作るには、狡猾でなくてはならない。 建物カードを握り競りで競り落とし、それを自分の前に9×9になるように並べていく。最後に各建物が得点になる…
ボブジテン(Bob Dictionary)
意外と説明できないカタカナ語 日本語大好きなボブが、カタカナ語抜きで説明するカタカナ語を当てていく会話遊び。『捕込』『High!High?High!!』などを発表してきた「つかぽん」が、有明で行われる国内最大の電源不要祭典2017春に発表した。我々がいかに普段からカタカナ語を多用しているか痛感させら…
フルーツジュース(Fabelsaft)
後戻りできるレガシーシステム 動物たちを回って果物を集め、ジュースを作るワーカープレイスメントゲーム。今年のドイツ年間ゲーム大賞で推薦リストに選ばれている。独自路線をゆく2Fシュピーレの作品がドイツ年間ゲーム大賞のノミネート・推薦リストに選ばれるのは『ファウナ』以来8年ぶり。 はじめに6種類の動物カ…
プライバシー・ナンバーズ(Privacy Numbers)
だ、誰が?! アミーゴ社(ドイツ)から発売されている大人向けコミュニケーションゲームのシリーズ第5作。きわどい質問はそのままで、イエス・ノーではなく数字で答えることからよりダイナミックな展開が楽しめる。 「1週間のデジタルゲーム時間」「お金を払ったのにキャンセルした旅行の回数」「過去一年間にホテルに…
バベル(Babel)
高さの異なる壁でアンバランスな塔を積み上げていく協力ゲーム。ゲームマーケット2016秋に初出展のこぐま工房から発売された。中には裏切者がおり、崩れるように仕向けているかもしれない。 作者曰く、『キャプテンリノ』と『お邪魔者』をかけ合わせたゲームということでイメージしやすいかたもいるだろう。はじめに「…
バミューダ(Bermuda)
息を止めてー、ゴー! 海の底に眠る宝を協力して集めるゲーム。海の中なので、息はできない。本当に全員が一斉に息を止めてプレイするという、普通でない作品だ。 毎ラウンド、お宝カードがプレイヤー人数分並べられる。プレイヤーに潜水カードを配り、みんなで3回深呼吸をしたらスタート! それぞれのお宝カードに、み…