投稿者: おの
カサカサ!(KASAKASA!)
大量のG 2015年の初夢は、ゲーム部屋に大量のゴキブリが発生して退治に難儀するという夢だった。単体のゴキブリはそれほどでもない私だが、大量となるとゾッとする(ゴキブリにかぎらず、大量の昆虫でも同じだが)。夢分析でゴキブリはコンプレックスや嫌いな人を表すというが、間違いなく年末に遊んだこのゲームだと…
『私の世界の見方』第二版差分
現在発売されている『私の世界の見方(Wie ich die Welt sehe…)』で、何枚かのカードが初版から差し替えられていることが分かった。ここに差分の翻訳を示す。例によって直訳では分かりづらいと思われるものは意訳した。 昨年行われたトークショー「テンデイズ珍道中in紅鶴」で、テン…
グローブトロッター:世界を巡る旅行者(Globetrotter)
コンボを決めるカード選択 カードのコンボを決めて、できるだけ早く世界を一周するカードゲーム。イタリア人デザイナー、S.ソレンティーノの作品で、ゲームストア・バネストとジョイゲームズが製品化した。R.クニツィアの『京都』と同様、外国人デザイナーによる国産オリジナル作品である。このようなケースはまだ珍し…
枯山水(Stone Garden)
砂紋と石を熟知して 砂紋と石の配置で美しい禅庭を作るゲーム。2013年に東京ドイツゲーム賞を受賞し、1年以上かかってようやく製品版が発売された。さまざまな得点パターンを組み合わせて、高得点を狙う。 マイボードは3×5マスの庭園になっている。手番には砂紋タイルを引いて、できるだけ絵柄がつながるように配…
アンケート:インスト
Q91:ルールのインスト、あなたのスタイルは? A.細部までしっかり 60票(26%) B.要点をかいつまんで 117票(50%) C.とりあえずやってみよう 55票(24%) 『みんなのインスト』で明らかになったことは、インスト(インストラクションの略で、ルール説明のこと)の方法は一様ではなく、ゲ…
2014年のアクセス解析
1年の最後にGoogle Analyticsに基づく今年の当サイトへのアクセスデータより。 ページビューは1,420,207で前年比+26%、月平均10万以上を達成。1日平均では3900になりました。ユニークユーザー数も225,904で前年比+33%と上昇。新規訪問の割合が一昨年18.6%、昨年21…
『街コロ』、海外で評判
フランスのボードゲームデザイナー、A.ボザは自身のブログで今年一番のボードゲームとして『街コロ』を挙げた。「シンプルで、短くて、美しくて面白い。私が好きな要素が全て入っている」と評している。ちなみに昨年は『クウィックス』、一昨年は『クー』を選んでおり、一貫した基準であることが分かる。 ・ANTOIN…
お蜜柑様(Mr. Orange)
蜜柑を重ねて、踊って 分裂してしまった「大蜜柑教」の信者セクトとなって、ほかのセクトの教義を当てあうアクションゲーム。メインは、テーブル中央の「おざぶ」の上に乗せられた本物の蜜柑だ。これをどうするか、注意深く観察する。 1~3人でチームを編成し、それぞれ「教義カード」を引いてスタート。「教義カード」…
シークレットムーン(Secret Moon)
嘘もおしゃべりもない人狼 『ラブレター』のカナイセイジ氏が取り組んだ人狼系ゲーム。その特徴は、嘘をつかないだけではなく、基本的に喋ってはいけないという推理ゲームとなった。テーマは『ラブレター』を受け継ぎ、旅人と姫の逢瀬を、大臣と兵士が正体をつきとめて阻止するという内容だ。切れ味の鋭さは『ラブレター』…
廻る呪いと勇者たち(Curses Turning Around and Heroes)
呪いは俺が引き受ける。お前は敵に専念してくれ! 人に呪いを与えた竜を倒す協力型デッキ構築ゲーム。協力型のデッキ構築ゲームはこれまでいくつかあったが、このゲームの特徴は、プレイヤー間でカードを分け合ってデッキを構築するというシステムだ。強い人にカードを集めたり、瀕死の人に呪いカードが行かないようにした…