『アズール』のキースリングがデザインし、2013年にラベンスバーガー(ドイツ)から発売された作品をリメイク。2種類の拡張ルールを加え、アートワークを一新して、フラクタル・フエゴス社(スペイン)から昨年発売されたものが日本語版になった。ラベンスバーガー版では2014年のドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされている。ドイツ・ポツダムのサンスーシ宮殿の庭園をデザインするタイル配置ゲーム。
プレイヤーは王から改修の命を受けた造園家となって、プレイヤーボードにバラ園、ブドウ園のテラス、迷路、噴水などを配置する。王様を満足させるだけでなく、庭園を歩く貴族たちも楽しめる庭を造らなければならない。
手番には2枚の手札から1枚をプレイし、その色やシンボルのタイルを場から取って自分のプレイヤーボードに並べる。庭ボードも色やシンボルで分けられており、合うように置かなければならない。その後貴族コマを移動して、移動先の左右にあるタイルで得点が入る。貴族はタイルの道がつながっているところしか通れず、遠くほど行くのが難しくなる。
ゲーム終了時に縦横にタイルが揃っている列が得点になり、最終得点を競う。「報酬サブボード」「イノシシトークン」で要素を加えてプレイすることもできる。
内容物:メインボード 1枚、庭園ボード(両面仕様)4枚、庭園タイル(裏面は庭師の絵)81枚、布袋 1個、報酬サブボード(両面仕様)4枚、目標カード 9枚、アクションカード 72枚、得点マーカー 4個、貴族コマ 36個、50/100点トークン 4個、イノシシトークン 4個、ルール説明書 1冊(カードサイズ:68mm×44mm)