オリジナルはゲームマーケット2019秋にKONOMISTから発表された同人作品。清涼飲料水会社のCEOとなって飲料を販売し、世界的なスポーツの祭典会場となるスタジアムに出資して知名度を競う。アートワークだけでなく、ルールも作り直し、5人までプレイできるようになった。
売上計画金額を入札し、入札額の少ない順に市場からあるだけの収入を得る。より多い収入を得たほうが知名度が上がるが、市場の資金が枯れるとバーストになってしまう。
この収入をもとにワーカープレイスメントで「株式の発行」「PR活動」「工事の改良」「スタジアムへの出資」「研修」のアクションを行う。株式配当の支払いや税金もある上に、ワーカーの増員にもお金がかかり、お金のマネージメント能力が問われる。スタジアムが完成したらゲーム終了で、スタジアムの建設にどれくらい貢献したかで最後の知名度を上げて勝敗を決める。
木駒に印刷されたワーカーコマ、市場のお金を入れる自動販売機のギミックなど、コンポーネントにもこだわった作品。ストレッチゴールも充実している。
Kickstarter: Beverage: Worker placement at its thirstiest
3月20日追記:魅力的なリワード作りが出来ていないという理由から、ブラッシュアップして再ローンチするため一旦キャンセルとなった。
6月19日追記:6月18日に再ローンチされた。
ビバレッジ(Beverage / Nikaido / Konomist+Asobition, 2024)
ビッドした金額が小さい順に箱(なくなり次第終了)から取って、ワーカープレイスメントでスタジアムを作る。追加資金は株で調達。名声が上がるほど税金が増え、株の配当支払もあって、人と金のシビアなマネージメントが求められる pic.twitter.com/Joh3tfKjVC— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) February 12, 2024