自然の精霊たちが動物たちの力を集めて鬼火の炎から森を守り、神木を植え神花を集めるファンタジーゲーム。デンマークの新人デザイナーの作品で、ルドノート(フランス)が2021年に発表した。ドイツ語版はペガズスシュピーレから発売され、今年のドイツ年間エキスパートゲーム大賞に選ばれている。
各自同じ構成の動物デッキをもってスタート。毎ラウンド、この動物デッキからカードをめくって好きなところで止める。バーストしなければ2アクション、バーストすれば1アクションで、動物カードのアイコンの合計で新しい動物を手に入れたり、鬼火を消したり、マイボードに木を植えたり、精霊を移動したりする。
全員の手番が終わったら鬼火チェックを行い、次のラウンドへ。こうして誰かが鬼火を12個消化するか、木を12種類植えるか、神花が12個揃ったら勝利となる。
めくった動物カードは捨て札になるが、デッキがなくなったらシャッフルして再利用し、そこに新たに手に入れた動物も加わるデッキビルドに加え、鬼火を巡る協力と裏切り、さらに誰が上がるかのドキドキレース感も楽しめる。プレイ時間は、今年ドイツ年間ゲーム大賞を受賞した『カスカディア』よりも短いくらいで、くり返し遊べるようになっている。
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