『知ったか映画研究家スペシャル!』『そういうお前はどうなんだ?』など独特のコミュニケーションゲームを手掛けてきた黒田尚吾氏の作品。エモいポエムをSNS上で発表したい「僕」の頭の中にいる妖精になって、一番エモいポエムをみんなで完成させる。
最初の1枚をスタートプレイヤーが選んでスタート。その1枚の続きにふさわしいと思う詩カードを発表し、同時指差しの投票で決める。選ばれた人は1ポイント。こうして4枚のカードが並んだらポエム完成でラウンド終了となる。ラウンド終了時に誰かが5ポイント以上獲得していたらゲーム終了で、ポイントの最も多い人が勝つ。
「ネオンに沈む深海魚」「そして、不器用な笑顔」「時代に流されないよう思い出にしがみついた」といったそれっぽい詩の断片が200枚入っており、前の言葉からのつなぎ方は自由自在。手札から出すだけなので手軽に遊べ、大喜利が苦手な人でも安心して遊べる。
『ポエモ(Poemo, B-CAFE, 2022)』
最初のカードに続く詩の候補をプレゼンして投票。1枚1枚にしたためられた甘く切ない言葉の数々に変なテンションになる pic.twitter.com/XEDA7XO3eg— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) April 22, 2022