新機種開発競争『スマートフォン株式会社』日本語版、3月1日発売

数寄ゲームズは3月1日、『スマートフォン株式会社(Smartphone Inc.)』日本語版を発売した。ゲームデザイン・I.ラシン、イラスト・V.M.ガウサ、1~5人用、12歳以上、60~90分、7700円(税込)。

オリジナルはコスモドロームゲームズ(ロシア)から2018年に発売された作品。これまで数寄ゲームズが和訳付き輸入版を扱っていたが、再販に伴って日本語版に切り替えた。スマートフォンを製造販売する会社のCEOとなり、ライバル企業と熾烈な市場争いを繰り広げる。

各ラウンドのはじめに同時プレイで「パッド」でアクションをプロット。価格や生産数を決め、パッドの改善や新技術の開発を行う。ネットワークビルドでスマホを販売し、価格×販売数と、各地域でのエリアマジョリティで勝利点が入る。

新技術は「4G」「NFC」「Wi-Fi」「リチウムイオンバッテリー」など、現在から見ればやや古くなっているものの、スマートフォンの開発競争を再現。「ほしい技術を搭載したスマホならいくらでも支払うバイヤー」の存在が競争を促進する。ドイツメンサ賞(2020年)、アメリカテーブルトップゲーム賞(2021年)ノミネートと受賞は少ないものの、発売4年経って色褪せない作品。数寄ゲームズによればロシア情勢の直接的な影響は今のところないというが、先行きが不透明なので入手はお早めに。

テンデイズゲームズ:スマートフォン株式会社 日本語版


(写真は英語版)

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