ニュルンベルク・シュピールヴァーレンメッセ2022が開催中止

ドイツ・ニュルンベルクで2月2日から開催予定だった玩具見本市「ニュルンベルク・シュピールヴァーレンメッセ2022」が、新型コロナウィルス・オミクロン株の急拡大とそれに伴う出展辞退の続出により、急遽中止されることが公式サイトで発表された。代わってオンラインのプラットフォームが用意される。

ニュルンベルク・シュピールヴァーレンメッセは毎年2月上旬に行われている玩具見本市で、ドイツの大手ボードゲーム出版社も出展し、今年の新作を紹介してきた。2020年はかろうじて新型コロナ拡大前で開催できたが、昨年は7月に開催延期が発表されたが結局中止となっていた。

昨年10月のエッセン・シュピールが開催されたこともあり、当初は開催の方向だったが、オミクロン株による感染が年末年始に急拡大。特にドイツ国外から、スタッフの健康を心配した出展者からの辞退が相次ぎ、シュピールヴァーレンメッセの掲げる国際性が担保できなくなっていた。

広報部長のC.ウルリヒ氏は「我々はこの決断を残念に思っていますが、最後まで開催に尽力してくれたすべての人々に感謝したい」と述べている。昨年のように夏に延期されるのか、今年は開催されないのかはまだ発表されていない。

Spielwarenmesse eG: Absage der stationären Spielwarenmesse 2022

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