オリジナルは2001年、ドライマギア社(ドイツ)から発売され、ドイツ年間キッズゲーム大賞にノミネートされた作品。巨匠ランドルフの最期の公開作品としても知られる。輸入版は多くの会社が取り扱い、「こぶたのレインボーレース」「コブタのかけっこ」「すすめコブタくん」「リュッセルバンデ」「ラッセルバンデ」などの邦題がある。輸入版よりも小箱になって持ち運びしやすくなり、気軽に遊べるようになった。
カラフルなこぶたたちが、草原の道をおんぶしたりされたりしながら進むレースゲーム。
サイコロを振って自分のこぶたコマを進めるが、他のこぶたがいるマスに止まると、そのこぶたの上におんぶしてもらい、そのまま運んでもらえる。しかも、おんぶは2段とは限らず、こぶたたちが集まって3段、4段と高く積み重なっていくとレースも大波乱の展開に。
最下位のときは3が出るともう1回進むことができ、またゲーム中に1人1回、コースを延長できるなど逆転を生む要素もちょっとあり、最後まで勝負の行方がわからない。おんぶしたまま1位でゴールして、仲良く勝利を分かち合うのもいいだろう。