オリジナルはナノクスゲームズ(オーストリア)が制作し、2020年秋に発売された作品。デザイナーは『マラカイボ』のプフィスターと、『スターリンク』のシュタインヴェンダー。国際ゲーマーズ賞でノミネートされている。
無法集団「クラウド」は、世界的に連携した攻撃で数々の石油プラントを破壊してきた。その結果、環境の大破壊が起こり、地球全体に壊滅的な影響を及ぼした。この事件から15年後、プレイヤーは飛行船で乾燥した土地を飛び、より良い生活を求めて、都市を旅したり、ドローンを飛ばして資源を集めたり、クラウドの民兵と戦ったりする。
革新的なスリーブメカニクス(スリーブについたイラストでカードの一部が隠れる仕組み)により、リソース集めが新しく、没入できるかたちになった。雲で覆われたどのエリアにほしい量のリソースがあるのか、どこで追加アクションできるのかを予測する。リソースを使って飛行船をアップグレードしたり、新しい乗組員を雇ったりできる。
エンジンビルド、デッキビルド、リソースマネージメントの混合で、最初は簡単で、章が進むにつれてゲーム要素が追加されていくキャンペーンシステムとなっている。またシナリオが入っており、独立したストーリーも楽しめる。