オリジナルはそれぞれ2012年、2013年にパールゲームズ(ベルギー)から発売された。日本語版になるのは今年発売された第2版。200年後の未来、居住可能な土地が不足している中で、銀杏の木状の高層都市を作る。
ドラフトで回ってくるカードから1枚を選んで同時に公開し、資源やタイルの獲得や、タイル配置による都市の建設を行う。建物タイルを配置すると対応する建物カードが山札に追加され、そのカードを出すと建物タイルの上に建物タイルを置くことができる。こうしてタイルが重ねて高層化された都市を表現している。高いところにタイルを置くには多くの資源が必要になるが、得点やリソースが増え、下になった建物カードの特殊能力が使えるようになる。
区画のエリアコントロールもあり、どの色の建物を建てるか、また広げるか高層化するかをめぐって多様な戦略が楽しめる。初版発売から9年経っても色褪せない作品だ。
ゲームの内容物
銀杏都市:建物タイル 60枚、カード 100枚、木製資源駒 125個、新たな手札トークン 10枚、都市化トークン 12枚、ついたて 5枚、成功点トークン、建設現場マーカー 15個、ルールブック1冊
同拡張・専門家たち:緑地タイル9枚、建物タイル15枚、イベントタイル20枚、建物カード9枚、専門家カード 10枚、プレイヤーエイドカード5枚、成功点トークン4枚、ルールブック1部