高層化する未来都市『銀杏都市』日本語版、同拡張『専門家たち』11月下旬発売

ホビージャパンは11月下旬、『銀杏都市(Ginkgopolis)』と、『銀杏都市:専門家たち(Ginkgopolis: The Experts)』を日本語版を発売する。ゲームデザイン・X.ジョルジュ、イラスト・G.ラヌリアン、1~5人用(拡張は2~5人用)、13歳以上、45分(拡張は60分)、それぞれ7700円、4950円(税込)。

オリジナルはそれぞれ2012年、2013年にパールゲームズ(ベルギー)から発売された。日本語版になるのは今年発売された第2版。200年後の未来、居住可能な土地が不足している中で、銀杏の木状の高層都市を作る。

ドラフトで回ってくるカードから1枚を選んで同時に公開し、資源やタイルの獲得や、タイル配置による都市の建設を行う。建物タイルを配置すると対応する建物カードが山札に追加され、そのカードを出すと建物タイルの上に建物タイルを置くことができる。こうしてタイルが重ねて高層化された都市を表現している。高いところにタイルを置くには多くの資源が必要になるが、得点やリソースが増え、下になった建物カードの特殊能力が使えるようになる。

区画のエリアコントロールもあり、どの色の建物を建てるか、また広げるか高層化するかをめぐって多様な戦略が楽しめる。初版発売から9年経っても色褪せない作品だ。

拡張セット『専門家たち』は「新たな建物」「名声建物」「緑地」「イベント」「カードの保持」「専門家」という6つのモジュールが入っており、自由に組み合わせて遊べる。表題になっている専門家はーム開始時に配分されて、ゲーム中に能力的な支援をしたり、最終得点時に得点をもたらしたりしてくれる。基本セットの初版と組合わせ可能。

ゲームの内容物
銀杏都市:建物タイル 60枚、カード 100枚、木製資源駒 125個、新たな手札トークン 10枚、都市化トークン 12枚、ついたて 5枚、成功点トークン、建設現場マーカー 15個、ルールブック1冊

同拡張・専門家たち:緑地タイル9枚、建物タイル15枚、イベントタイル20枚、建物カード9枚、専門家カード 10枚、プレイヤーエイドカード5枚、成功点トークン4枚、ルールブック1部

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