子供時代に戻って、友だちと最高のヒミツ基地を作るデッキビルドゲーム。オリジナルはレダーゲームズから昨年発売された。同社の『ルート』と同じイラストレーターがアートワークを担当している。テーマはキッズだがキッズゲームではなく、ゴールデンギーク賞で3部門にノミネートされた。
プレイヤーは友だちを作るため、オモチャやピザをダシにして交友の輪を広げ、友だちの助けを借りて最高のヒミツ基地を作りあげる。友だちカード10枚の山札から5枚をもってスタート。最初にリーダーが手札から1枚をプレイしてそのアクションを行い、ほかのプレイヤーも同じスートであればフォローしてアクションできる。ピザとリソースを集めて、秘密基地レベルを上げると得点が上がるだけでなく特殊能力も増える。また、友だちカードのアクションをマネすることもできる。
それから新しい友だちカードを獲得してデッキに加えるが、他のプレイヤーが使わなかった友だちカード(裏庭で遊んでいる)を取ることもできる。このためカードがプレイヤー間を行き来するという目新しいデッキビルドになっている。奪われたくない友だちは、無理をしてもプレイした方がいいかもしれない。
ライバルを気にせず基地作りに専念するか、それともライバルの動向に目を光らせてノウハウを盗みつつ基地作りを進めるか。童心に帰って一番かっこいい秘密基地を作ろう。
内容物:プレイヤーボード 4枚、スコアボード 1枚、早見表 4枚、友だちカード(大) 68枚、おきてカード(小) 11枚、特典カード(小) 9枚、親カード(小) 1枚、マカロニ城カード(小) 1枚、オモチャトークン 30個、ピザトークン 30個、勝利点マーカー 4個、基地レベルマーカー 4個、ルール説明書 1冊(※カードサイズ 63×89mm(大)、44×67mm(小))