オリジナルは2020年、グーアゲームズ(フランス)から発売された作品。イラストカードを並べて映画のタイトルを当てるゲームだが、不正解に導こうとする裏切り者「ダニー」役のプレイヤーが1人混じっている。
お題カードには5つの実在する映画名が並んでおり、そのうち1つが正解。出題者はイラストカードを並べて正解を表現する。ほかのプレイヤーは相談の上、どれが正解かを当てるが、予めランダムに配られている役割カードで密かに「ダニー」役になったプレイヤーは、さりげなく不正解に導こうとする。
出題者を交替しつつ、6回正解すればダニー以外の勝利。その前に3回不正解ならば、誰が「ダニー」役だったかを投票で決めて、当てられなければ「ダニー」役の単独勝利となる。「ダニー」役に出題者が回ることもあり、そこでのヒントの出し方も手がかりになる。
今作では新たに「ダニー」をサポートする新しい役割「ダニーの理性」を加えることができる。不正解に導きつつ、いかにも「ダニー」役であるかのように振る舞って、投票で本物の「ダニー」役が当てられないようにする。
収録されている映画100タイトルは有名どころばかりだが、映画好き同士で遊べばマニアックなワンシーンを表現したりしてさらに盛り上がるだろう。