チェコのボードゲームデザイナー・スヒィが『アンダーウォーターシティ』に続いて個人ブランド「デリシャスゲームズ」から昨秋発表した作品。神聖ローマ帝国皇帝カール4世(ボヘミア王カレル1世)のもと、裕福な市民たちがプラハ城やカレル橋などの建設で手柄を競う。
手番には、ホイールにはめ込まれた6枚のアクションタイルから1枚を選び、そこに指示された2つのアクションのうちどちらかを実行する。アクションには「金鉱の運営」「石切場の運営」「アクションの改良」「市壁の建設」「建物の建設」「王の道の建設」の6種類があり、資材を集め、建設を行い、得点やボーナスを得ていく。
ホイールは全員に共有されており、人気のアクションは追加のコストが発生し、不人気のアクションは追加の勝利点がもらえる。またホイール上に紐付けられたボーナスもあるため、アクション選択が悩ましい。さらにアクションの効率を上げる技術タイル・知識タイルといった成長要素も用意されており、どこに重点を置いて伸ばしていくかも鍵となる。
アクションタイルのホイールだけでなく、リソースを管理しやすい2層プレイヤーボード、プラハの名所「聖ヴィート大聖堂」「飢餓の壁」「カレル橋」を模した立体ボードなど、機能と見た目を両立するコンポーネントも注目どころ。遊びごたえのあるゲーマーズゲームだ。