宇宙開拓カードゲーム『レース・フォー・ザ・ギャラクシー(Race for the Galaxy、2007年)』のボードゲーム版。オリジナルは2018年にリオグランデゲームズ(アメリカ)から発売された。基本的な要素はそのままに、より戦略性を増して登場する。宇宙一の帝国を建設するべく、技術を発展させ、新たな世界を探査して移住し、製品を生産して交易し、クレジットや勝利ポイントを競う。
毎手番、プレイヤーは新しいワールドを探す探査、帝国を強化する技術を手に入れる「発展」、発見したワールドを開拓する「移住」、生産可能な惑星で製品を作る「生産」、製品の売却や消費をすることで勝利ポイントやクレジットを得る「交易・消費」などのアクションのうちいずれか1つを選ぶ。
選んだアクションは全員が実行できる「バリアブルフェイズ」で、選んだプレイヤーには特典がある。他のプレイヤーに相乗りするか、自分だけが得をするか、順番的に先に自分がやっておいたほうがいいか、ほかのプレイヤーの状況を見極めて選ばなければならない。
スタート時に8つのディベロップから1つを選び、さらにゲーム中に獲得したワールドによって、得意なこと・できることが異なるため、戦略はゲームごとに多岐にわたる。探索では植民者を配置するという要素が加わった。
4つの終了条件のいずれかが満たされたらゲーム終了で、植民したワールド、ディベロップ、ボーナス、製品の交易による勝利ポイントチップで勝利点を合計し、宇宙一の帝国を築くのは誰か?
内容物:国家マット 8枚、製品キューブ 60個、植民者 60個、デベロップマット 2枚、デベロップタイル 56枚、ワールドタイル 60枚、アクションタイル 7枚、目標タイル 8枚、貯蔵庫マット 5枚、準備/植民者タイル 1枚、サマリータイル 1枚、勝利ポイントチップ 40個、クレジットチップ 56個、優先順トラック 1個、プレイヤーディスク 10個、袋 1つ、ルールブック