Twitterでインスト論ふたたび

ここ数日、Twitterを賑わしていたボードゲームのインストについて、togetterでまとめた。収録されたアカウントは320、つぶやきは500以上にのぼる。


今回の発端は、ルールを把握していないボードゲームをオープンの(知らない人も参加している)ゲーム会で出されたこと。詳細はリンク先をご覧頂くとして(膨大な量なので、時間のある時にどうぞ)、インスト論、初心者論、マナー論、長考問題、エンジョイVSガチ問題、酷評レビュー問題、転売問題、日本語ロゴ問題、日本語ルール公開問題など愛好者の間でよく議論される問題がいくつかあるが、何点かを縦断していて興味深い。
togetterでは2013年にも、同様の問題がまとめられており、かなり類似した議論が繰り広げられている。しかし、今回の議論で注目されたのは、古参にとってループしている話題でも最近始めた人にとっては新しいという視点と、ボードゲームカフェがあるためにオープンゲーム会だけでない選択肢が出来たという視点だ。


インストをめぐるあれこれについては、『みんなのインスト 』(2014、ペンタメローネ)という同人本が出ていたくらいで、ノウハウを蓄積するともに、敷居を上げすぎないという奥の深いテーマである(例えば、ドイツ年間ゲーム大賞のウェブサイトに掲載された記事「ボードゲーム準備のコツ」 )。語り尽くされるということはないだろうから、今後も継続していろいろな場面(Twitterだけでなくゲーム会の後のお食事とか)で議論されていくことが望ましい。

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