オリジナルは今夏、プラッドハットゲームズ(アメリカ)から発売された作品。2015年に発売された『スペクター・オプス:バベルの影(Specter Ops: Shadow of Babel)』の続編として製作された。デザイナーは『センチュリー』シリーズを手がけているマツウチ。
1対多の対戦ゲームで、追っ手をかわして脱出口までたどり着くことを目指すエージェントと、特殊能力や車両を駆使して協力してエージェントを追い詰めるハンターに分かれて戦う。
『スコットランドヤード』のように、エージェントは盤面にコマを置かず、移動先を自分のシートにメモする。ハンターの視界に入ったときや、途中のチェックポイントを通ったときに、トークンを置いたり裏返したりして痕跡を表す。
ハンターは痕跡を手がかりにエージェントの位置を推理して攻撃し、エージェントの体力を0にするか、あるいは一定のターンが経過するまでエージェントを脱出できなければ勝利となる。
エージェントもハンターもユニークな特殊能力をもっており、裏の裏をかいた行動でお互いを欺く。また、5人プレイではエージェントを助ける裏切り者が入っている可能性があり、ゲームが一層複雑になる。ヒリヒリするような頭脳戦が楽しめる推理ゲーム。特色あるキャラクターのフィギュアがゲームをさらに盛り上げる。
内容物:ゲーム盤1枚、フィギュア9体、装備品カード17枚、密命カード4枚、車輛カード(両面仕様)1枚、キャラクターカード12枚、潜入シート1束、トークン類29個、6面体サイコロ1個、ルールブック1冊、砂時計1個(※カードサイズ大155 × 110mm、中127 × 89mm、小89 × 63.5mm)