「ゆるゲー」とは誰もがゆるくマイペースに遊べ、会話やコミュニケーションの呼び水になり、上手に場の脇役になれるゲーム。競技的な厳密さよりも、遊ぶ人が自由にアレンジできる適当さを重視し、ゲームと非ゲームの境界線にあるような挑戦的なシリーズにしたいという。
第1作『ドロッセルマイヤーさんの法廷気分』は、推理と直感のお手軽裁判ゲーム。被告役のプレイヤーが「私の一番好きな昆虫はクワガタです」「高校時代に3人から告白されました」といった証言に、裁判長がウソか本当かを判定する。検察官は裁判長がウソというように、弁護士は本当というように、誘導尋問したり、屁理屈を展開したりして議論を誘導する。推理というよりも空転する議論や会話そのものを楽しむゲームだ。木製のミニハンマー、サンプル証言カード入り。
第2作『ドロッセルマイヤーさんのなぞなぞ気分』は、ランダム生成なぞなぞゲーム。上の句と下の句をランダムに組み合わせることで「みんなが欲しがる / 丸いもの、な~んだ?」「鉄でできている / 弱点って、な~んだ?」など、無数のなぞなぞが自動生成で出題される。それにプレイヤー達が口々に回答し、出題者が自分の好みで正解を決定する。いつでもどこでも遊べるよう、ミニ書籍の形になっている。
ゲームマーケットでの販売はグーニーカフェのブース(C25-26)にて土曜のみ。通販及び会場受け取り予約は、ドロッセルマイヤーズのウェブサイトにて。
ドロッセルマイヤーズの新作は『HYKE』以来6年ぶり。
コメント失礼します。
法廷気分やってみましたが、ゆるゲーのようで意外と奥深いゲームであるということが分かりました。
一応、裁判長VS被告人、弁護士VS検察という対立になっていますがゲームが進むにつれ、裁判長が全員を相手にすることになると痛感します。
本当だと判断したくても、弁護士に得点を与えたくない。かといって、判決を間違えれば被告人に得点を与えてしまうというジレンマに悩まされる。
二組の対決がいつの間にか、三つ巴ならぬ四人に対決に変化していくのがいいと思いました。
個人的には定番にしていきたいです。(初めに、なぞなぞで周囲の気を惹けるしwww)