オリジナルはフラッドゲート・ゲームズ(アメリカ)から2017年に発売された作品。ゴールデンギーク賞で6部門にノミネートされ、ペガサスシュピーレ(ドイツ)、マタゴー(フランス)、クラニオ・クリエーションズ(イタリア)など名立たる出版社が各国語版を発売している。日本ではEngamesが和訳付輸入版を輸入販売していたが、日本語版になって500円安く提供されることになった。
プレイヤーはスペイン・バルセロナの教会「サグラダ・ファミリア」のステンドグラス職人となり、決められた配置ルールや設計図に沿って、ステンドグラスのガラスのピースに見立てたダイスをドラフトし配置していく。
各プレイヤーには5×5のマスが空いたボードが配られ、マスによって色や目が指定されている上に、同じ色や同じ目は隣接しておけないというルールがある。手番プレイヤーは袋からランダムに引いたダイスを一気に振り、順番に1個ずつドラフトしていく。
並べ方や使う色によってボーナスが入るカードがあり、ルール通りに並べるだけでなく、得点が一番高くなるように工夫していく必要がある。またドラフトでほかのプレイヤーがほしそうなダイスを先に取ったり、逆にいらないダイスを残したりといったインタラクションもある。
ゲーム終了時に並ぶ色とりどりのダイスはステンドグラスさながらで、美しさの際立つ作品だ。Engamesでは5〜6人拡張の和訳付輸入版も取り扱っており、組み合わせてプレイすることもができる。
全然ダメだぁ、、#sagradagame#リゴレでサグラダ pic.twitter.com/slYu9AvLvD
— よこはまのボードゲーム屋さん リゴレ (@rigoler_) 2018年3月16日