カオシウム社(アメリカ)がキックスターターを経て2016年に発売したカードゲーム。TRPG『ルーンクエスト』や、ボードゲーム『ドラゴンパス』などの舞台となる神話世界グローランサをテーマとし、ライナー・クニツィアがデザインした。
各プレイヤーは、プラックス平原の部族長「カーン」となり、肥沃なドラゴン・パス高原へと略奪隊を送り出す。群れの大女祭が「ドラゴン・パスより、より多くの富……すなわち牝牛をもたらしたカーンを、プラックスの覇者たる”カーン・オブ・カーンズ”に任命する」と宣言したのだ。群れの暴走、敵対魔法、そして牛を盗もうとする不届きな他のカーンに目を光らせ、栄光の頂点を目指そう。
場には10箇所の狩場があり、それぞれ山札になっている。手番にはそこから1箇所を選んでカードを引くか、自分の前にあるカードの列を確保できる。確保していないカードは奪われるかもしれない。山札から何が引けるかはお楽しみ。最後に自分の前にあるカードの牛の数で勝敗を競う。各プレイヤーには特殊能力があり、カウンティングも併せて戦術を練りたい。
内容物:地域カード90枚(カードサイズ:63.5×89mm)、ダチョウ乗りトークン1枚、インパラ乗りトークン1枚、勝利者メダル1枚、囲いタイル13枚、カーン・シート10枚、周辺地図1枚、ルール説明書1冊