もともとはR.クニツィアが1995年にラベンスバーガー社(ドイツ)発表したもので、同年にアラカルトカードゲーム賞3位を獲得し、『珍獣動物園』を含め何度もリメイクされてきた。ニューゲームズオーダーでは2011年、グリフォン社(アメリカ)版に基いて日本語版を製作販売してきたが、『なつのたからもの』と同様、ママダユースケ氏のアートワークに一新した。ボックスもアミーゴサイズの小箱になっている。
上流家庭のステータスシンボルとなる16枚のタイルを1枚ずつめくり、各自が手札のお金カードを用いてオークションを行う。競り落としたタイルは所有者に名声をもたらすが、ゲームを通じて両替ができないため、手札の使い方には大胆さと慎重さの両方が求められる。しかもゲームの進行を示す4枚の赤枠タイルが山札から全てめくられたら、即座にゲーム終了。そのときに所持機が最も少なかったプレイヤーは脱落となってしまう。どこでゲームが終わるか分からない中で、お金をどれくらいつぎ込むか、度胸と駆け引きが試される。
・B2FGames:ハイソサエティ日本語版を、新規仕様で発売します。