アスモデ社(フランス)が2010年に発売し、日本語版も発売されている『タイムライン』は、その後テーマ別に分かれて小さなブリキ缶に入ってリニューアルされている。そのうち、2タイトルがこのたび日本語版となって発売されることになった。
カードの表には出来事、裏には年号が書いてあり、年号を見ないでカードを並べる。カードをめくって正解ならそのまま、不正解なら捨て札にして新たに引く。こうして自分のカードを早くなくした人が勝つ。
年号が全て覚えていることなどもとより不可能だが、出来事の内容からだいたいどの時代かを推察し、ほかの出来事との前後関係を推定していく地頭のよさが試される。解答したときの予想外の新しさ(古さ)に会話も盛り上がるだろう。
世界史編「トロイ戦争」「第2次世界大戦の始まり」「ナポレオンの校訂就位」「ファーストフードの発明」「映画キングコング上映」など歴史上の出来事が110枚、雑学編は「シャーロック・ホームズの登場」「フランケンシュタインの発表」「ヒツジの家畜化」「ティーバッグの発明」など、バラエティに富んだ出来事が110枚入っている。組み合わせて遊ぶことで難易度の高いプレイも可能だ。