2009年にペガサスシュピーレ(ドイツ)から発売され、手軽に遊べるワーカープレイスメントゲームとして好評を博した『ラングフィンガー(Langfinger)』をリメイク。泥棒を魔術師に、道具を巻物に、盗品を魔物に置き換え、さらにデザイナーの発案により、新規にカードを加えて毎回多様な展開を楽しめるようにした。タイトルは魔物のひとつ「大鎌を持った死神」のこと。
平和な王国に突如、恐ろしい魔物たちの脅威が迫る。王様の命令で集められた腕利きの魔術師たちが討伐に向かう。森や洞窟を訪れ、巻物カードを使って魔物を倒し、王が待つ城へ出向き、報酬として金貨を受け取ろう。コマをすべて配置したあとでアクションの処理に移るので、「ここであれを手に入れるはずだったのに計画が狂った!」なんてことも。他人の動向に注意を払わなければならない。
さらに場所カードが10枚に増え、この中から毎回、6枚を使うため、組み合わせ次第で、巻物がインフレ化したりデフレ化したりする。組み合わせの「キモ」をいち早く見つけるのも勝利に必要となるだろう。
・TGiW:ラングフィンガー