ボードゲーム愛好者の喫煙率


ボードゲーム愛好者はタバコを吸う人が少ないように感じているが、ツイッターのアンケートでもそのような結果が出た。成人男性の全国平均喫煙率が30.3%、成人女性の平均喫煙率は9.8%であるから(JT全国喫煙者率調査)、ボードゲームの愛好者が男性8割・女性2割だとして、平均的には26%(30.3%*0.8+9.8%*0.2)ぐらいいくはずが、このアンケートでも10ポイント以上低い(ツイッターのユーザーの偏りという可能性もある)。

ボードゲーム愛好者には喫煙者が比較的少ないとすればそれはどうしてか。「ボードゲームをしながらタバコを吸えない」というのは理由ではないように思われる。というのも、休憩時間に外に行けばタバコを吸うことができるからである。この点はほかの趣味、例えばスポーツと変わらない。

世界的に、学歴が高いほど喫煙率が下がることを示す統計研究がある(マイナビウーマン:禁煙と学歴の相関性とは?「高卒の禁煙率48.8% 院卒80.7%」―米調査日本における喫煙率の学歴格差-東北大学)。先日、アメリカを中心に2400人のボードゲーム愛好者アンケートが行われ、回答者の約3分の2が大卒以上、残り3分の1も多くは大学中退や短大卒などだったという(The Daily Worker Placement:SURVEY RESULTS #1: WHO ARE WE?)。日本にもこの傾向があるとすれば、ボードゲーム愛好者は高学歴者が平均より多く、喫煙率が低いといえるだろう。

さらに喫煙者の男性は非喫煙者の男性よりIQが低いというイスラエルの研究がある(Gigazine:タバコを吸う若い男性は非喫煙者に比べIQが低い傾向が明らかに)。これを裏返せば、学歴と関係なくIQが高い人は、自身の健康に気を遣ってタバコに手を出さないということになる。ボードゲームは、それなりのIQを要求するものであるので、自然と非喫煙者が多い趣味になると考えられる。

どちらも論証としては弱く、ボードゲームという趣味と学歴やIQを直接結びつけるものではないが、ボードゲームをしているから喫煙しないのではなく、喫煙しない層がボードゲームをより好むというべきかもしれない。ほかに喫煙率が低い理由が考えられないか、再考していきたい。

一方、ニコチンには脳波覚醒度を高め、注意の集中を増大させ、情報の処理時間を短縮する効果もあるという(喫煙科学研究財団:喫煙と精神機能・パーソナリティ)。喫煙者にとってはタバコがボードゲームを楽しむのに役立つともいえる。この記事は弱い関連があるのではないかという趣旨であって、ボードゲームを愛好する喫煙者個人を差別・排除する意図は全くない。

ボードゲーム愛好者の喫煙率」に4件のコメント;

  1. タバコ→ボドゲ→学歴→IQ 何この紐づけw 
    最後の方なんて、なんのフォローにもなってないやん
    タバコが嫌いなら嫌いって書けばいいのにw

  2. 喫煙者からしたらこんな人フォローから外すだろうからねぇ。
    アンケ自体無意味やろ

  3. 私は元喫煙者の現非喫煙者
    嫌煙家のこの飛躍した発想がマナーの悪い喫煙可と同じかそれ以上に知性も感じず
    大嫌いです

  4. 反論が未熟すぎてなるほど喫煙者のIQが低いという研究結果にも信憑性があると思わせられる

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