BGGはボードゲームのデータベースで、世界中のボードゲームが多数登録されており、ユーザーが評価できるようになっている。その評価に基づいてランキングが決まる仕組み。上位はほぼ固定しており、新作が入るのは難しくなっている。
そのような中『パンデミック:レガシー』は投票した4800ユーザー中半数近くが10点満点を付け、平均8.66という驚異的なレーティングをたたき出した。チームワークに加えて、物語性と緊張感がたまらないというコメントが多く寄せられている。
『パンデミック:レガシー』は12ゲームのキャンペーンでゲーム世界内での12ヶ月をプレイする。ゲームの展開次第で様々な追加要素がシークレットボックスから登場し、キャラクターの能力や世界の状況、ルールまでもが書き換えられ、自分たちだけのドラマが展開される。コンポーネントに手を加えるため、12ゲームが終了したらもう遊ぶことはできない不可逆的なゲームだ。
『パンデミック:レガシー』、BGGでとんでもないことになってた。ランキングもすごいけどグラフもすごい。ゲームはモノに価値があるのではなく、やって得られる体験に価値があるという典型。
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— ホビージャパン・ゲームツィート (@HobbyJAPAN_GAME) 2016, 1月 8
(海外コミュニティの)色んなところで、話題になっていることですが、これは所謂工作(複数のアカウントを作って10点評価を残す)の結果らしいですよ。
本作が評価の高いゲームであることに変わりはありませんが、BGGの評価システムは前から欠陥だらけだと批判され続けています。