2014年にサイ企画発売された作品を、『ウントチュース』などのイラストで知られるピグフォンゲームズのアートワークで再版。プレイヤーは、手札の数字カードを誰よりも早くなくすことを目指す。
自分の番が来たら、手札から数字カードを場に出す。前のカードとの差が10以内でなければならず、しかも増やすか減らすかは、2枚目のカードで決まる。しかし、ぴったり10多いか少ない数字のカードを出すと「テンガロン」! 場のカードを仕切り直し、さらに1枚出すことができるのです。
このゲームの最大のポイントは「テンガロン」が手番と関係なくできるところ。そのため自分の番でなくても場札と手札を見比べておかねばならず、テンションの高いゲームが楽しめる。
簡単なルール、軽快なテンポで遊べ、ほどよい緊張感も楽しめる、愉快なタイトルだ。イラストのかわいさも見どころ。
・テンデイズゲームズ:テンガロン