2010年にズィーマンゲームズ(カナダ)から発売され、日本語版にもなった『オニリム(Onirim)』が、7つの拡張セットを加え、箱のサイズがやや大きくなって再登場した。基本ゲームのルールとカードに加え、拡張ルールと拡張ルール用のカードが入っている。
プレイヤーは不思議な迷宮に迷い込んだ「夢を歩くもの(ドリームウォーカー)」となり、8つの夢の扉を探す。迷宮から抜け出すには、先へと続く扉を求めてさまざまな部屋をさまようか、それとも可能性と己の運にかけて、じっくり部屋を探してみるか。どちらの場合も、迷宮で待ち構えている恐ろしい悪夢に立ち向かう方法を考えておかなければならない。競う相手はゲームそのもので、1人で、もしくはパートナーと協力してゲームシステムに挑むことになる。
5枚の手札から、同じ色のカードが揃うように列を作って出していく。3枚連続して出せると扉カードをゲット。山札がなくなる前に8枚の扉カードを獲得できれば脱出成功、その前に山札がなくなれば失敗となる。山札の中から出てくる悪夢のカードをうまく回避できるかが成否を分ける。
7つの拡張セットには、『オニリム』初版の3つの拡張セット「足跡の書」「塔」「暗黒の前兆と幸福な夢」が含まれており、さらに4つが加わった。それぞれ独立してプレイすることも、組み合わせてプレイすることもできる。