メビウスゲームズ、昨年の販売数1位は『ぴっぐテン』

水道橋のボードゲーム専門店・卸のメビウスゲームズは、2014年の販売数トップ20を発表した。1位はキッズゲームの『ぴっぐテン』で、昨年の4位からジャンプアップ。4年連続首位だった『ワードバスケット』を上回った。
初めて1位になった『ぴっぐテン』は、0~10の数字を出して、合計が10になると得点というドイツのカードゲーム。ルール説明がほとんど不要で遊べる手軽さと、ほのぼのとしたイラストがウケている。日本ボードゲーム大賞・選考部門受賞(2011年)。
2位以下は『ごきぶりポーカー』『ワードバスケット』『カルカソンヌ』の順。『ニムト』が7位に下がり、『ハゲタカのえじき』が5位に入ってきた。新作は『アブルクセン』の15位のみ。新作の数は増えているが、定番に食い込むのがますます難しくなっている様子だ。「2015年には、上位陣を脅かすゲームが登場してくれることを祈ります」と能勢店長。
20位以内のほとんどは1000~2000円台のカードゲームという状況は続いており、3000円を超えるものは『カルカソンヌ』『ヒューゴ』『プエルトリコ』の3タイトルのみ。ホビージャパンの20位以内のうち1000~2000円台のものが4タイトルしかないのと対照的となっている。
メビウスおやじ:2014年メビウスゲーム販売数ベスト20

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