フランニョス社(ドイツ)は今秋、A.ランドルフの名作双六ゲーム『冷たい料理の熱き戦い(Die heisse Schlacht am kalten Buffet)』を再版することを発表した。テーマは変更になり、イラストは『アグリコラ』などを手がけたK.フランツが担当する。
食卓をまわってご馳走を集めるゲーム。今年、没後10周年を迎える巨匠A.ランドルフ(1922-2004)の作品で、オリジナルは1974年に遡り、『カンガルー(Känguruh)』というタイトルで発売された。1990年に料理の奪い合いをテーマにしてリメイクされ、ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされている。
サイコロを振ってその数だけ食卓をまわり、ゴールに着いたら食卓の上のご馳走をもらえる。サイコロは3つまで振ることができるが、合計が7を超えるとバーストして1歩も進めない。またゆっくり進んでいるとほかのプレイヤーに上に乗られて踏み台にされてしまうという、ダイスレースの楽しさが凝縮された作品として定評がある。
もとは2~6人用だが、リメイクにあたって8人まで遊べるようにする予定だという。
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・Tric Trac:Rückkehr: Die heiße Schlacht am kalten Buffet