『クワークル』で大賞を受賞。ライトなファミリー路線を続ける出版社です。日本発のカードゲームを発売します。
ホンマナオキ作、2~6人用、10歳以上、20分。
2007年のゲームマーケットで骨折ゲームズから発売された同人ゲームがついにドイツ語版になりました。一列にカードを出していきますが、並んでいる枚数より出した数字が小さいと、何枚か引き取らなければなりません。引き取ったカードは失点になりますが、同じ色をほかの人よりたくさん集めると失点が少なくなります。今回のシュミット版(独英仏伊ルール同梱)では、『不思議の国のアリス』のテーマがなくなり、代わって何枚目かひと目で分かるスケールが入っています。『パレード』は昨年、ズィーマンゲームズ(アメリカ)から英語版も再版されています。
R.ホフシュテッター作、2~8人用、8歳以上、20分。
1枚ずつカードを出して、その数字を合計していくブラフゲーム。カードは裏向きに出しますので、嘘をついてもかまいません。でもチャレンジされたら、それまで出たカードを表にして、合計を数えます。嘘がバレたり、チャレンジした相手が嘘をついていなかったらカードを引かなければなりません。カードは-2から7までありますが、合計は7までしか言ってはいけないというルールにより、嘘をつかなければならなくなっていきます。そんなときはリバースやドロー2などでしのぎましょう。ほかに、カードを表にして出させるカードや、嘘も本当になるラリーカードなどがあります。
B.ベック作、3~6人用、8歳以上、30分。
宣言した数だけトリックを取るタイプのトリックテイキングゲーム。第1ラウンドは1枚、第2ラウンドは2枚・・・第10ラウンドは10枚でトリックテイキングを行います。手札を見て、何トリック取れそうか宣言した後にプレイして、当たっていれば得点、外れれば失点となります。通常の数字カードのほかに、海賊、人魚、スカルキングなどの切り札がありますが、切り札同士の強弱があるので必ず取れるわけではありません。また、トリックを取らなくてすむ「エスケープカード」もあり、これらを使って自分の目標を達成したり、ほかのプレイヤーの邪魔をしたりします。
B.ベック作、2~6人用、8歳以上、20分。
ヨットやマイホームや切手コレクションを集めて金持ちになることを目指します。手番には、手札からペアを出して自分の財産とします。ジョーカーを組み合わせることもできますし、捨て札とペアを作って取ることもできます。ほかのプレイヤーの財産に対して対応するカードを出せば、盗むこともできます。ただし相手もカードを出してくると対決になり、カードを出せなくなったほうが負けてしまいます。数ラウンド行い、財産の合計が100万ドルになった人の勝ちです。