魔法使い役が1人、残りは勇者役になる1対多のゲーム。勇者たちに目を閉じてもらって、その間に魔法使いが森のどこかにカギを隠す。順番にサイコロを振って自分のコマを進める。勇者はボード上から、魔法使いはボード外から。勇者は適当に散らばっておくのがよいだろう。
魔法使いがボード上に出てくると、カギを目指して進むので、勇者たちはだいたいのありかをつかめるようになる。「ここか! この辺か!」「いやあ、どうでしょう」
コマには磁石が仕込まれており、止まったマスのチップがくっつくようになっている。チップの下に見事カギがあればカギ発見。勇者でも魔法使いでも、先に見つけたほうがお城のカギ穴に差し込むことができる。
カギ穴は6つあり、どこで開くかは魔法使いにも分からない。カギを差し込んだとき、お城にいるお姫様が飛び出せば勝利。外れたらまた魔法使いがカギを隠すところから。
シュピール会場で4人プレイ。6つのカギ穴のどこに入れてもお姫様が飛び出さないので不思議に思ったら故障だった。大人だけで遊ぶとつい淡々と遊んでしまうので、「これで大賞?」という感想を抱いたが、その後、親子で遊んでいる姿を見て納得。お母さんが魔法使い役で、先にカギを見つけると子供たちがキャーキャー言って騒いでいた。
Der verzauberte Turm
I.ブラント&M.ブラント/ドライマギア(2012年)
2~4人用/5歳以上/20分