昨年『ツォルキン:マヤ神聖暦』で知名度をさらに上げたチェコゲームズ出版が、今年10月のシュピール’13で発表した新作。デザインは『ダンジョンロード』『スルーザエイジ』のフヴァチルが担当した。
「タシュ=カラール」という伝説の闘技場で、魔法使い同士が決闘する。カラライト石を配置し、魔力を配列し、夢幻のクリーチャーを召喚して相手のクリーチャーを破壊しなければならない。ただ単に魔力が強く、強力なクリーチャーを呼び出せればよいのではなく、相手の先を読み、魔力の「配列」をマスターして、クリーチャーの特殊能力を活かした者が勝つ。
ゲームは1対1の決闘形式、2対2のタッグ戦、バトルロイヤル戦など、人数によってさまざまな遊び方があり、さらに閲覧中の皇帝の要求を満たすクラッシック戦と、ひたすら破壊を行うデスマッチ戦という2種類の競技ルールもある。陣取り的な要素と、トレーディング・カードゲームのようなカードの能力の要素が組み合わさったボードゲームだ。
(Youtube:Sasquatch 2013 (Essen Games) – Tash-Kalar: Arena of Legends)