シュピール’13:タコアシゲームズ

入り口から一番奥まった2番ホールで2人ゲームの『アッサルトゥス(Assaultous)』を出展していたMotohashi Tomoki氏は、10月中旬に行われたスペインのコルドバボードゲーム祭から直接ドイツ入りしていた。「ゲームを作りたい」という小さい頃からの夢を若いうちに叶えようとシステムエンジニアを辞めて「タコアシゲームズ」を立ち上げた。
Motohashi Tomoki氏
ゲームを作った後、せっかくだからと世界で一番大きいボードゲームイベントであるシュピールに参加することを決意。スペインのコルドバボードゲーム祭と共に、自分で情報を集めて出展を申し込んだ。コルドバでは、日本初の出展だったため手続きに苦労したというが、シュピールだって申込は簡単なものではない。ただブースを取るだけではなく、備品の机や椅子のレンタル、英語やドイツ語のインストラクターまで手配しなければならない。

出展した『アッサルトゥス』は2人用の陣取りゲーム。ダイスの目で軍勢を増やし、敵の首都を陥落させるか、指揮官を倒すことを目指す。ヘックスタイルを使ったバリアブルマップが目を引く。そのヘックスが気になるのか、体験卓はいつも埋まっていた。
ゲームマーケット2013秋には出展しなかったが、「お祭りで直接売ったほうが面白い」というMotohashi氏。日本での販売は未定だが、ゲームマーケット2014大阪に申し込んだ様子なので、まもなくお目にかかることができるだろう。
Takoashi Games

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