昨年、ドイツ年間エキスパートゲーム大賞とドイツゲーム賞の両方を獲得した作品。そのほか、ベルギー、チェコ、スイスのボードゲーム賞で1位、スペイン、フランスのボードゲーム賞で上位入賞している。日本ではこれまでドイツ語版が輸入されており、昨年の日本ボードゲーム大賞では海外作品では最高となる3位に入賞した。
プレイヤーは中世ヨーロッパの村に住む一族となり、職人、商人、聖職者、政治家、旅人などさまざまな仕事に就いて名声を得る。行動のたびに時間は過ぎていき、一定時間が経つと一族は死んでしまう。村の歴史に名を刻むとともに、次世代に後を継がせなければならない。死を、人生の不可避な要素としてゲームに取り入れたことが国際的に評価された。