医者や科学者となり、世界各都市で研究所を建設し、人類の生命にかかわる4種類の病原菌による感染症の治療を行い、拡大を防ぐ。しかしちょっと手を抜くとたちまち病原菌は広がり、ゲームオーバーとなってしまう。みんなで協力して、4種の病原菌に対応するワクチンすべてを発見できれば全員の勝利だ。
2008年にズィーマンゲームズ(アメリカ)から発売され、ドイツ、フランス、チェコ、ポーランド、中国、日本、北欧、オランダ、スペイン、イタリアで各国語版が発売された。ドイツ年間ゲーム大賞ノミネート、ドイツゲーム賞3位、日本ボードゲーム大賞2位などを受賞。プレイヤー間で勝敗を競うのではなく、プレイヤー全員対ゲームシステムという「協力ゲーム」のジャンルを有名にした。旧版の日本語版はホビージャパンから発売されていたが絶版になっている。
リニューアルした新版もオリジナルはズィーマンゲームズによるもので、ルールはそのままでアートワークを一新、マーカー類が木製のものに仕様変更され、さらに「危機管理官」と「検疫官」という2種類の役割が追加になった。