レビュアーは米光一成氏。1ページだけではあるが、ゲームの内容から醍醐味まで楽しくまとめられている。推理作家の道尾秀介氏や、書評家の豊崎由美氏も大好きという情報も。「さまざまなドラマが生まれ、その中で猛烈にお互いが推理合戦を繰り広げる」と、『ミステリマガジン』読者に訴えるレビューだ。
挿入写真は『ミラーズホロウの人狼』(フランス・アスモデ社)。購入情報については「ゲームのためのカードは世界各社より、多数発売されています」とあり、個別タイトルは記載されていない。国内では日本語版が発売されている『究極の人狼(アークライト社、3150円)』の入手が容易だ。
各地で人狼イベントが開催されたり、ゲームブック『人狼村からの脱出 狼を見つけないと、殺される』が発売されたりと、今年になって大いに盛り上がっている『人狼』。関連ジャンルにも広がってさらに愛好者が増えそうだ。