世界最大のボードゲームイベント、エッセン国際ボードゲーム祭「シュピール」が開催まで1ヶ月を切りました。このメッセで発表される予定の新作は600タイトル以上にもなり、ほとんどフォローできない状態ですが、集中的に記事を取り上げていきたいと思います。
日本にもファンの多いデザイナー、フリーデマン・フリーゼの個人メーカー、2F(ツヴァイエフ)シュピーレです。タイトルが全て、氏のイニシャルであるFから始まるのが特徴です。
F.フリーゼ作、1人用、10歳以上、20分。
『暗黒の金曜日』に続く金曜日プロジェクトの第二弾は、ロビンソン・クルーソーの手下フライデーを主人公にしたデッキ構築のソロゲームです。いらないカードを捨て、必要なカードを手に入れて、海賊たちを倒し、ライフポイントを稼ぎます。デッキ構築ゲームを完全なソリティアにしたのはフリーゼらしい皮肉でしょうか。
F.フリーゼ作、2〜6人用、12歳以上、60分。
『電力会社』発売10周年記念作は、システムをそのままに舞台を石器時代に移しました。技術カードを手に入れ、上手な狩りで食料を調達し、自分の民族を広げます。バリアブルボードと、木製の民族コマ・動物コマ、さまざまな石器時代の技術カードに、『電力会社』よりもよりダイレクトなゲーム展開で生き残りをかけて戦います。最初に、自分の民族を13まで増やしたプレイヤーが勝ちます。
★電力会社:ロボット(Funkenschlag: Die Roboter)
電力会社の中立プレイヤーです。各フェイズに予め決められた行動をしてゲームに参加します。主に2人プレイで使いますが、3人以上で投入することもできます。
★電力会社:送電契約(Funkenschlag: Der Liefervertrag)
2Fシュピーレのブースで配布されるプロモカード。プレイ順を戻す効果があります。
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