秋葉原ゲーム会

今年初めての上京となった2月、ふうかさん、karokuさん、侍さんにセッティングしていただき、秋葉原のR&Rステーションにてゲーム会。ネットであまり話題に上がらないけれども、タイトルやテーマから気になっているボードゲームをたっぷり遊ぶことができた。詳細は後日、個別に紹介予定。
i9n(i9n)
世界中の油田を掘り当てる推理ゲーム。北半球/南半球、海/陸地などで油田が出るところを試行錯誤しながら絞り込んでいく。穴の開いたボードに棒を差して、下まで通ったら油田発見成功というギミックが面白い。しかもボードはラウンドごとに新しいものが重ねられていき、どんどん油田が見つからなくなる。条件を重ね合わせて、最後の油田を特定していかなければならない。慣れれば20分くらいで終わるお手軽なゲーム。
創世記(Genesis)
7日で世界を創造する神様に仕え、材料を集めて6日間の仕事をこなすセットコレクションゲーム。仕事ができあがるのが遅れると、ほかの天使や堕天使に先を越されて得点が下がる。時には仕事をスキップして先の仕事をこなしたり、コマの位置を移動して補充パターンを変えたりといった工夫が必要となる。7日目は安息日で、先に休んだ天使の得点が高い。選択肢は少なめで、テンポのよいゲーム。
トラベルブログ(Travel Blog)
地図を見ないで、出発点の国からできるだけ少ない国数で目的地の国を探すチェコの地理ゲーム。今回はヨーロッパマップをプレイ。東ヨーロッパは想像以上に国が細かく別れており、そこをどれだけ通らないで済むかがポイントのようだった。知らない小国もったくさんある。ロシアが広いおかげで、ちょっとヘマをしても助かったが、アメリカマップだったらどうなっていただろう。
スマイリーフェイス(Smiley Face)
昨年の秋にアークライトから日本語版が発売された、B.フェデュッティのカードゲーム。1枚ずつカードを出して数比べをするが、状況を一変させてしまう「いたずらカード」が強烈。どんでん返しにつぐどんでん返しで、勝ったと思った次の瞬間負けてしまうかもしれない。また、自分が勝てそうにないと思ったら、1位になりそうな人にカードを献上しておこぼれに預かるお助けトークンのルールも楽しい。とにかく笑えるゲーム。
ラストコール(Last Call)
バーテンダーがもっているボトルを移動して、はじめに与えられた組み合わせのカクテルを作るパズルチックなゲーム。ボトルのコマが大きくて雰囲気がある。めいめいの組み合わせが違うため、ボトルは行ったり戻ったり。別のボトルが混じっているとペナルティーで氷をもらわなければならないが、正確に揃えようと思って粘っていると、ほかの人が上がって大失点が待っているかもしれない。スピーディだが、じっくり考えることもできる。
けろけろカエル(Charlie Quak)
2005年にドイツ年間キッズゲーム大賞の推薦リストに入ったリアクションゲーム。ダイスを振って、手札にその数字がいる色のカエルをすばやく取る。カードは足し合わせることもでき、反射神経だけでなく計算も必要。山札がなくなると、手札を全部場に並べて、どれでも取っていいモードに。これがさらに熱い。ついつい本気で大人げないプレイが出てしまうゲーム。
ハエ(Fliegen)
みんなが握ったハエの総数を当ててカードを集めるフランスのゲーム。ウシの糞が最高点だったり、ウジカードでハエが増えたりとものすごいが、中でも一番恐ろしいのは、握るハエコマが限りなく本物に近いこと。でも最後には愛着が湧いてくるのが(得点になるからだが)不思議。殺虫剤やら、変幻自在の銀蝿やらを使いこなしたサムライさんがハエ王の称号をほしいままにした。
ふうかのボードゲーム日記:秋葉原ゲーム会

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