「ニューエントデッカー」「プエブロ」に続く今年の大賞は、クニツィアのAI内蔵ボードゲーム「アーサー王(King Arthur)」。オーストリアはおろか、ドイツでもまだ発売されておらず、この賞のために特別に試作品が提供されていたというラベンスバーガー社の蔵出しです。AIはドイツ語を話すため、残念ながら非ドイツ語圏では遊べません。
以下6部門について11タイトルが選出されました。今年から初めてフリーク部門が新設され、同じくクニツィアの「アメン・ラー(Amun-Re)」が入賞。もともとは家族・友達への普及を目的として設立された賞ですが、幅広いニーズにこたえている様子が伺えます。(Spielbox)
【ゲーム・オブ・ゲームズ:オーストリアゲーム大賞2003】
・大賞:アーサー王(King Arthur / R.Knizia / Ravensburger)
・家族向けヒットゲーム:
クランス(Clans / Winning Moves)、ドラゴン島(Die Dracheninsel / Amigo)
ヨーロッパツアー(Europatour / Schmidt)
・子ども向けヒットゲーム:
ドラゴンの穴(Die Höhle des Drachen / Hasbro/MB)、グラグラ城のオバケ(Schloss Schlotterstein / Haba)、ネコとネズミの大レース(Viva Topo! / Selecta)
・エキスパート向けヒットゲーム:
アメン・ラー(Amun-Re / Hans im Glück)
・友達向けヒットゲーム:
新レーベンヘルツ(Löwenherz / Kosmos)、スカッドセブン(Squad Seven / Jumbo)
・2人用ゲーム部門:
子猫ちゃん(Pussy Cat / Goldsieber)
・パーティーゲーム部門:
ジャングル・スピード(Jungle Speed / Piatnik)