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シュピール’24:新作プレビュー

エッセン・シュピール0日目、記者会見とドイツゲーム賞の発表の後は、新作のプレビュー。今年は8番ホールでちょっと暗いが広々としており、周りやすかった。

記者会見で、今年のトレンドは「協力」「持続可能性」「デジタル」だという。また、日本テーマ/日本人作品も多いと言われていたが、日本からの取材であることを差し引いても、本当にたくさんの作品がリリースされている。その中から目についたものを駆け足で紹介。

Sony Dsc
『ボムバスターズ(Bomb Busters)』(Pegasus Spiele)は林尚志氏『ボムスカッド』のリメイク
ジェリージェリーゲームズの『マインカートタウン(Minecart Town)』はスタジオGG『マイトロッコタウン』のリメイク
斎藤隆氏の『オープン』がマンドゥー(韓国)から
斎藤隆氏の『トックリテイキング』もBright Eye Gamesから
2人用トリックテイキング『相撲(Sumo)』(Bright Eye Games)はゲームマーケット2023秋にYokomeから発表された作品
オインクゲームズの『ヒュードロドロップ』『いかだの5人』
『ロボトリック』はExplor8から
ヤポンブランドは『ぬくみ温泉開拓記』『大行列』『妖怪バカスカ』を展示
シュピールと提携したゲームマーケットは『六華』などを展示
冒険企画局の『Dungeon Cusine』
itten
Saashi & Saashi
『YRO』(Play to Z)は『マグノリア』のリメイク
『スウォップ!(SWOPP!)』(frechverlag)は賽苑『リカーーーリング』のリメイク。けがわさんが売り込んで実現したという
そのけがわさんを会場で発見
先日日本語版が発売された『猫島』の拡張『鳥居』
『金継ぎ(Kintsugi)』
『大都市(Daitoshi)』(Devir)
『タヌキ(Tanuki)』(Synapses Games
『鳥居(Torii)』
『九(Kyu)』
『タケノコ』の紙ペン版『タケノカラー(Takenokolor)』
『カブキトリックス(Kabuki Tricks)』(Good Spirit Games
『タコヤキ(Takoyaki)』(Granna)は棒でボールを回してカードと同じパターンにする
ヘルドベルクスの『キャッチミー、あほ!(Catch me あほ! Aho!)』
F.フリーゼはゲームマーケット2024春に発表した『電力会社:アウトポスト』などを発表
『ガンジスの藩王:カード&カルマ(Rajas of the Ganges: Cards & Karma)』(HUCH!)を発表したブラント夫妻

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シュピール’24:開幕

10月3日(木)10時(日本時間17時)から、ドイツ・エッセンにて、世界最大のボードゲームメッセ「シュピール(SPIEL)」(主催:フリードヘルム・メルツ社)が開催される。

41回目となる今回は52カ国(新規はブラジル、インドネシア、マレーシア)から923団体が1562タイトルの新作を出展し、68500㎡(昨年比+6000㎡)の会場に20万人(昨年比+7000人)の参加を見込む。今年初めて、4日間通し券が売り切れ、1日券も残りわずかとなっており、参加者は20万人を超える勢い。

今年もホールはジャンル別に分かれ、TRPG+ミニチュア+TCG(黄色)、ファミリー(青)、ファミリー+エキスパート(青+オレンジ)、中級+エキスパート(オレンジ+紫)に区分されている。また、会期中は中世ロックバンド「Saltatio Mortis」のトークショー、持続性に関するフォーラム、ボードゲームと教育を語る「エデュケーターズデイ」が開かれる。

「ボードゲームはすぐに楽しめ、人々を虜にさせる」とメルツ社のC.ラップ社長。8月に上位3作品が発表されていたドイツゲーム賞には『フォレストシャッフル』、キッズゲーム賞には『まほうのカギ』が選ばれた。『まほうのカギ』はドイツ年間キッズゲーム大賞とダブル受賞。

SPIEL公式サイト