
2Fシュピーレ(ドイツ)から今秋発売されたばかりのトリックテイキングゲーム。暗い森を迷わないように歩き、恐怖ポイントをできるだけ集めないようにする。
マストフォローで切り札なしだが、各スートが+6から-6まであるところが特徴(0はワイルドカラー)。リードカラーで一番大きい数字を出した人が全員が出したカードを取り、その合計だけ自分のマーカーをプラスマイナスの方向に移動させる。手札がなくなったとき、スタート地点から離れた分が恐怖ポイント。人数分ラウンドを行って、恐怖ポイントの最も少ないプレイヤーが勝つ。
お互い他プレイヤーの恐怖ポイントを増やそうと、プラスが出ればプラスを付け足し、マイナスが出ればマイナスを付け足していくため、ときに大きな恐怖ポイントを受け取ることになる。一方、最後まで1トリックも取らないと、怖い廃墟に取り残されたことになって15恐怖ポイントが付いてしまう。タイミングよく恐怖ポイントの少ないトリックを取り、巧みなカードプレイで0に戻すことはできるだろうか。
フィアレス(Furchtlos / Friese/ 2F-Spiele, 2025)
-6から+6の4スートでトリックテイキング(0は何色にでもなる)。勝った人は全員の合計だけコマを移動させ、最後に絶対値だけ失点(トリック取らないと-15点)。大ダメージを与えようと壮絶な足の引っ張り合いが起こるのが楽しい pic.twitter.com/1fhCVdw2H7— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) November 5, 2025