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東京渋谷に国際交流ボードゲームカフェ「DyCE」9月3日オープン

東京・渋谷に9月3日、ボードゲームカフェ「DyCE」がオープンした。渋谷駅徒歩3分、10:00~19:00、不定休。

ゲームを通して英会話や他言語を自然に楽しく学べる「グローバルボードゲームカフェ」。海外生活・バックパッカー経験を通して国際結婚した女性オーナーが間借りマッチングプラットフォーム「シェアレストラン」を利用してオープンした。生の英会話や多言語に触れる機会の少ない日本人と、ボードゲームを楽しむ機会・日本語を話す機会の少ない在日外国人が集い、外国語に気軽に触れられて、ボードゲームも楽しめる空間を提供する。

100種類のボードゲームが遊べ、料金は2時間1500円、5時間2000円。食べ物は生ハムやチーズ、ホットドック、ピザなど。飲み物はアルコールからソフトドリンクまで幅広く揃え、映えるドリンクも日々開発中という。

DyCE Global Board Game Cafe  
(旧)東京都渋谷区道玄坂2-17-3Sgビル2F
(2024年2月~)東京都渋谷区渋谷1-6-4 The Neat 青山5F/TEL:03-6161-1100

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ドイツゲーム賞2022に『アーク・ノヴァ』

ボードゲームメッセ「シュピール」を主催するフリードヘルム・メルツ社(ドイツ)は本日、33回目となるドイツゲーム賞(Deutscher Spiele Preis)を発表した。一般愛好者の投票により、『アーク・ノヴァ(Arche Nova)』が1位に選ばれた。ドイツ年間エキスパートゲーム大賞では推薦リスト止まりだったが、ゴールデンギーク賞で大賞、国際ゲーマーズ賞にノミネートされており、今年のゲーマーズゲームの最注目作となっている。

ドイツゲーム賞は、前年の秋から当年の春までに発売された新作を対象として、はがき、インターネット、用紙による一般投票で選ばれている。5タイトルまで記入する方式で、毎年フリーク向けの作品が選ばれる傾向にある。昨年は『アルナックの失われし遺跡』、一昨年は『ザ・クルー』が受賞した。

今年1位となった『アーク・ノヴァ』は、動物園を整備して動物を飼育し魅力を上げるとともに、環境保全にも力を入れるタイル配置&カードプレイゲーム。フォイヤーラントから昨秋発売され、日本語版はテンデイズゲームズが取り扱っている。

2位にはドイツ年間ゲーム賞の『カスカディア』、3位にはエキスパートゲーム賞ノミネート作品の『デューン』が入った。日本発の作品でドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた『スカウト』が8位。日本人作品の入賞は、『ラブレター』(2014年、4位)、『街コロ』(2015年、8位)に続いて7年ぶり3回目。日本語版が発売されている作品は今回初めて、10位内全作品となった。

同じく投票で選ばれるドイツキッズゲーム賞には『クアックスと仲間たち』が選ばれた。授賞式は、エッセン・シュピール会期中に行われる見込み。

【ドイツゲーム賞2022】

1位:アーク・ノヴァ
(Arche Nova / M.ヴィッゲ / フォイヤーラント)

2位:カスカディア
(Cascadia / R.フリン / フラットアウトゲームズ+AEG+コスモス出版)

3位:デューン 砂の惑星:インペリウム
(Dune: Imperium / P.デネン / ダイヤウルフ+アスモデ)

4位:リビング・フォレスト
(Living Forest / A.クリスチャンセン / ペガズスシュピーレ)

5位:赤の大聖堂
(Die Rote Kathedrale / S.サントス&I.センドレロ / コスモス出版+デヴィルゲームズ)

6位:ウィッチストーン
(Witchstone / M.キアッキエラ&R.クニツィア / R&Rゲームズ+フッフ!)

7位:ビヨンド・ザ・サン
(Beyond the Sun / D.K.チャン / ストローマンゲームズ)

8位:スカウト
(Scout / 梶野桂 / オインクゲームズ)

9位:ゴーレム
(Golem / F.ブラシーニ&V.ジッリ&S.ルチアーニ / クラニオ・クリエーションズ+アスモデ)

10位:テラフォーミング・マーズ・カードゲーム:アレス・エクスペディション
(Terraforming Mars: Ares Expedition / J.フリクセリウス&N.リトル&S.エンゲルステーン / シュヴェアクラフト出版)

【ドイツキッズゲーム賞2022】

クアックスと仲間たち
(Mit Quacks & Co. nach Quedlinburg / W.ヴァルシュ / シュミットシュピーレ)

Deutscher Spiele Preis:Preisträger 2022