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スルース

 シド・サクソンの遺作を製作しているアメリカのゲームメーカー、フェイス2フェイスゲームスが「アイムザボス」に引き続いて今春リリースする予定の新作。36枚の宝石カードのうち1枚だけはじめに抜いてあり、その宝石が何かを推理するゲームだ。

 手番には捜索カードを出して、指名した人に「ダイヤモンドは何枚持っていますか?」などと質問していく。そして情報シートに記入して、消去法で行方不明の宝石を絞り込む。情報の断片をつなぎ合わせていく思考力・推理力が必要だ。かなり頭を使いそう。

 今回、メーカーが日本語訳(私が作った奴ですが)を同梱するという。これまでにもダヴィンチやサガシティがウェブでアップしたことはあったが、印刷して入れるのは珍しいケースだ。子供ゲームではセレクタが日本語訳を入れることがあるが、大人向けでは初ではなかろうか? それだけ日本市場も注目されてきているということで嬉しい。海外で日本語訳を作るという流れが大きくなったら、もっと流通が増えるかもしれない。

 しかし中小メーカーには高い翻訳料を払って作れるほど力がない。ゲーム普及・振興を夢見る一般愛好者に委ねるほかないのが現状のようだ。

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アメリカのゲーム愛好者がよく遊んだゲーム2003

 カリフォルニアのゲーム愛好家マーク・ジャクソン氏は昨年1年間にどのゲームが数多く遊ばれたかを調査し、発表しました。75人のゲーム愛好者と1つのゲームグループから集められたデータがもとになっています。

 調査方法は以下の通り。まず1年で10回以上遊んだゲームのリストと5〜9回遊んだゲームのリストの両方を各自作ってもらい、そのデータを統合しました。10回以上遊ばれたゲームは1人につき10ポイント、5回以上遊ばれたゲームは5ポイントとして計算しています。パーセンテージは回答者全体でどれくらいがリストに上げたかを示すものです。

 プエルトリコがダントツで飛びぬけている一方で、カルカソンヌコロレットも頻繁に遊ばれており、硬軟取り混ぜて遊んでいる様子が伺えます。数多く遊ばれるのは間違いなく面白い証拠であり、建前が混じりがちなゲーム賞以上に面白さを見る上で信頼のおけるランクと言えるでしょう。(About.com)









【2003年よく遊ばれたゲーム】

1.プエルトリコ(375、63%)

2.カルカソンヌ(拡張含む、245、45%)

3.クロキノーレ(220、33%)

4.コロレット(200、37%)

4.ライアーズダイスブラフ(200, 32%)

6.バルーンカップ(175, 34%)

7.キング・ルイ(170, 29%)

7.ミステリーラミー(170, 29%)

7.カタン(拡張・関連作含む、170、29%)

10.ロストシティ(165, 30%)

11.ラー(155, 26%)

12.キャントストップ(150, 28%)
13.トランスアメリカ(145, 29%)

14.ヨーロッパツアー(140, 25%)

15.フロカティ・サーカス(140, 24%)

15.アメン・ラー(135, 28%)

15.アルハンブラ(135, 24%)

15.パリス(135, 22%)

19. ショッテン・トッテンバトルライン(130, 26%)

20.クランス(125, 24%)

21.ティチュー(115, 18%)

22.ボーナンザ(110, 22%)

23.ロードオブザリング・対決(105, 18%)

24.6ニムト(100, 21%)

24.バン!(100, 17%)