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2人用推理ゲーム『Mr.ジャック』新版、多言語版で5月下旬発売

ホビージャパンは5月下旬、『Mr.ジャック(Mr. Jack)』2023年新版を日本語を含む多言語版で発売する。ゲームデザイン:B.カタラ&L.モーブロン、イラスト:ピエロ、2人用、9歳以上、30分、4950円(税込)。

2006年に発売された2人用非対称ゲームで、箱や内容物のデザインをリニューアルしたもの。多言語版の発売は2016年以来となる。ルールに変更はない。

1888年のロンドン・ホワイトチャペル地区で、ジャック・ザ・リッパー(切り裂きジャック)と腕利き捜査官が繰り広げる捕物帖。捜査官の1人になりすましたジャックを、他の捜査官たちは見抜くことができるだろうか。

捜査官とジャックに分かれ、捜査官はジャックが電灯か他の人の隣にいるかを訊き、8ラウンドまでにジャックを特定することを目指し、ジャックは暗闇を巧みに利用して捜査を遅らせ、ホワイトチャペル地区からの脱出を図る。

実在した容疑者やロンドン市警の警官、あの名探偵までもがキャラクターとして集合し、お互い特殊能力を駆使した攻防はゲームごとに異なる展開を生み出す。

内容物:ゲームボード 1枚、キャラクターコマ 8個、キャラクターカード 8枚、アリバイカード 8枚、非常線トークン 2枚、マンホールタイル 2枚、ガス燈タイル 6枚、ラウンド・マーカー 1個、目撃者カード 1枚 他

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マーダーミステリーゲーム『誰がために伝書鳩は飛ぶ』『週末の殺人鬼』5月19日発売

グループSNE/cosaicは5月19日、マーダーミステリーゲーム『誰がために伝書鳩は飛ぶ』を発売する。ゲームデザイン:北沢慶、アートワーク:タンサン、6~7人用、15歳以上、180分、3520円(税込)。

ゲームマスターなしでプレイできるパッケージ型オリジナルマーダーミステリーシリーズ第17弾。第12弾『想いは満天の星に』の北沢慶による、絶海の孤島を舞台に、独自の仕掛けが隠されている。

太平洋上に浮かぶ孤島、花咲島。この島の研究所所長である「教授」は、ある発見について発表すべく人を集めていた。しかし時間になっても、教授は部屋から出てこない。なぜなら教授は自室の床で、血の海に沈んでいたからだ! 研究所に居合わせたのは7人。折しも外はひどい嵐―――研究所の中には、不穏な気配が漂う。警察も救助も来られない孤島で、いま、命がけの犯人探しが始まる。

また同日、少人数で遊べる「マーダーミステリーミニ(MMM)」シリーズとして『週末の殺人鬼』を発売する。ゲームデザイン・川人忠明、アートワーク・タンサン、2人用、15歳以上、60分、2200円(税込)。

少人数・短時間で遊べるMMMシリーズの第10弾。『カナリアは歌わない』の川人忠明氏がデザインした。このシリーズで2人用は『紫乃淵リライト』以来2タイトル目で、5人の登場人物を2人のプレイヤーで担当する。

すべてのはじまりは、7年前の夏休み。小さな田舎町の6人の中学生が町に伝わる昔話「火降りの鬼騒動」を自由研究のテーマとすることにし、昔話に関係する廃寺を訪れていた。しかし、そこで6人の中の1人である少女、ルリが謎の死を遂げる……事故死として片付けられたルリの死から7年。当時、一緒に廃寺を訪れた5人は、それぞれの道を歩んでいたが、ルリの墓参りのために、ふたたび田舎町に集まることになる。折しも、近隣の都市では、犠牲者の手足を引き千切るという残忍な犯行を繰り返す「週末の殺人鬼」が出没し、人々を震え上がらせていた。 果たして、「ルリの死」の真相は? 「ルリの死」と「週末の殺人鬼」には、どんな関係があるのだろうか?