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スティッキー(Zitternix)

子供は度胸があるね
最も小さい子供から遊べるゲーム。赤青黄の色と名前が一致していればOKで、メーカー表示とは別に3歳くらいから遊べる(愛子さまはきちんと6歳のときに遊ばれたようだ。TGW「皇太子御一家『スティッキー』を遊ぶ」)。NPOのゆうもあが推薦する「ゆうゲームズ」でも、『カヤナック』や『テディメモリー』と並んで3歳くらいからのゲームとなっている。
棒を束にして、木の輪をかける。カラーダイスを振って、その色の棒を抜き、崩したら負け。抜いた木の棒を点数として数え、太い棒ほど得点が高いのがルールだが、別に省略してもよいだろう。
大人は大丈夫そうな棒を探してそろりそろりと抜くのに対し、子供は容赦なくぐいっと抜く。その結果、輪がずれても容易に崩れないのが面白いところだ。小さい指だから有利なのかだろうか。
弟や妹がまだ小さいきょうだいでも善戦できるのでおすすめ。愛子さまも遊んで、当時は品薄になったと話せば、親も興味をもってくれるだろう。製造元のドイツでは受賞暦がないが、日本ではロングセラーとなっているゲームである。
うちの長女がこのゲームを初めて遊んだのは2歳1ヶ月だった。今回は4歳の長男と遊んで、限界である残り3本まで崩れなかった。棒を抜いた後、嬉しくてはしゃぐのが可愛い。
Zitternix
H.マイスター作/ハバ・ハバーマス社(2000年)
2〜4人用/6歳以上/10分

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海の日ゲーム会

土日祝が立て込んでいてなかなか時間が取れなかった今日、久しぶりに自宅ゲーム会を開いた。山形道の高速無料化に海水浴ドライブが重なって大渋滞の中、秋田・郡山・庄内からお越しいただく。外は30度を超える天気の中、部屋は冷房でひんやり。こんな日は室内ゲームに限りますな。
ドミニオン:錬金術(Dominion: Alchemy, 2010)
ドミニオン基本セットとのお勧め組み合わせの2番目で。ゴーレムで山札のアクションカードを2枚出し、錬金術師とポーションで何枚も補充し、民兵でほかの人の手札を削る。ゴーレムがいれば、残りの手札が全部勝利点カードだってかまわないのが気持ちいい。
シルクロード(Seidenstrasse, 2009)
共通のキャラバンを移動して、交易品を売るボードゲーム。みんながしゃがみ始めたら山札がなくなってゲームが壊れかけたけれども、目先の利益より次の布石を考えたほうがよかったかな。でも結局終盤は目先の利益に。(後日ルールミスが判明。評価据え置き)
ウルフレンドサーガ(Urflend Saga, 2010)
鈴木銀一郎氏によるGameLink第3号の付録をようやくプレイ。2つのダイスで出た目のエリアから資源が出るというゲーム。推奨初期配置は、プレイヤー間にわざと偏りをもたせるSLG的な作りで、すぐにトップが走り、みんなで叩くというマルチプレイでバランスが取られた。その結果、北の辺境で貧乏していた2人がノーマークで上位になったり。
詳しいレポートは後日。