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1人用パズル『ウボンゴ ブレインゲーム』6月30日に発売

ジーピーは6月30日、『ウボンゴ ブレインゲーム(Ubongo: Brain Games)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:G.レヒトマン、1人用、8歳以上、5分、2200円(税込)。

早解きパズルゲーム『ウボンゴ』をベースにした1人用パズルで、難易度が徐々に上がる200問を収録。最初の方は『ウボンゴ』と同じ3ピース、4ピースを隙間なく敷き詰めるが、オリジナル版にはない5ピース問題も後半には登場する。1人用なので、タイムトライアルでも、じっくり解いてもよい。解答付き。

コンパクトでコマも収納できるプラスチックケースに入って持ち運びしやすく、各マスにはピースがずれないよう凹凸がついている。複数個購入すれば早解き勝負もできる。

内容物:ケース1台、ピース15個、問題カード20枚(両面各5問)、説明書と解答

 

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『ゲームメカニクス大全 第2版』6月15日発売、第1版との差分も同時発売

game-mechanics-taizen翔泳社は6月15日、『ゲームメカニクス大全 第2版 ボードゲームに学ぶ「おもしろさ」の仕掛け』を発売する。著:G.エンゲルステーン&I.シャレヴ、訳:小野卓也、調査協力:すごろくや、A5/728ページ、紙の書籍版・電子書籍版ともに4620円(税込)。

2019年に発刊された洋書”Building Blocks of Tabletop Game Design(卓上ゲームデザインのビルディングブロック)”の翻訳。ボードゲームデザイナー・愛好者以外だけでなく、デジタルゲーム研究者・開発者からも支持されて異例の売れ行きとなり、第2版(2022年発行)を反映して増補改訂されることになった。

古典的なカードゲームから現代のアプリ連携ゲームまで、数多のボードゲームのデザインをひも解きながら、「メカニクス」として徹底的に分解した「辞典」で、203(第1版から+19)のメカニクスを13のカテゴリーに分け、具体例を挙げながら解説する。また既存の項目についても改訂され、随所にカラー写真を掲載。ページ数も第1版から2割増となっている。

第1版から追加された項目は、ビンゴ、レイヤー化、スライド/プッシュ、マッチング、描画(以上アクション)、ホットポテト、フリック、スタックとバランス、ネイバースコープ(以上解決)、並べ替え(ゲーム終了と勝利)、演繹法、帰納法、質問と回答(以上不確実性)、リソースキュー(エコノミクス)、賭けとしての入札、オークション補償(以上オークション)、デッキコンストラクション、多用途カード、タグ(以上カードメカニクス)。ゲームデザインの最前線に触れることができる。

初版をもっている方には、上記の新規追加項目のみ電子書籍版で販売する。1100円、12月末まで。

翔泳社:ゲームメカニクス大全 第2版 ボードゲームに学ぶ「おもしろさ」の仕掛け
翔泳社:[期間限定・第1版からの新規追加のみ]ゲームメカニクス大全 第2版 ボードゲームに学ぶ「おもしろさ」の仕掛け