『タルギ』日本語版発売
サハラ砂漠の民トゥアレグ族の男たちが塩、胡椒、ヤシを商い、カードを集め、一族の勢力を競う。『カフナの島々』『ロストシティ』など、2人用のゲームで定評のあるコスモス社(ドイツ)から発売され、昨年のドイツ年間エキスパートゲーム大賞にノミネートされている。
ワーカープレイスメント(コマを置いて指示されたアクションを行うシステム)を用いた作品で、5×5で並べられたカードの上に交互にコマを置いてゲームは進行する。コマを置いたカードと、縦横に交点になるカードのアクションをできるところが特徴で、やりたいアクションを優先するのか、相手の邪魔を考えるのか、一手ごとに洞察力と計画性が求められる、本格派の一作である。
日本語版にあたって、パッケージイラストが秋津たいら氏がパッケージイラストを手がけ、明るい雰囲気になったところも注目だ。
・グループSNE:タルギ完全日本語版
・TGiW:ターギ
・play:game評価コメントリスト:ターギ
アンケート:花火
Q.75:今年のドイツ年間ゲーム大賞『花火』を・・・・・・(2013年9月)
A.所有&既プレイ 65票(35%) | |
B.既プレイ 37票(20%) | |
C.未プレイ 84票(45%) |
ドイツ年間ゲーム大賞とアラカルトカードゲーム賞を受賞し、ドイツゲーム賞でも6位に入賞したカードゲーム『花火』。協力ゲーム、日本がテーマ、小箱で安価、日本語を含む多言語版が発売されていることからも興味を持った方が多いのではないかと思います。
アンケートでは遊んだことのある方が過半数に達しました。所有しており遊んだこともあるという方は3割を超えます。これは一昨年にアンケートした『世界の七不思議(7 Wonders)』と同じくらいの割合であり、広く遊ばれているといえそうです。
まだ遊んでいない方は、レビューなどご覧になってみて下さい。失敗するかもしれないというスリルと、一丸となって成功させる達成感を味わえる作品です。
10月のアンケートは「長考」についてです。ボードゲームの楽しみの1つに「考えること」がありますが、度を過ぎた長考はほかの人を退屈させてしまうものです。これについては、定期的に多様な意見が出されていますが、その前提として、不快に感じたことがあるかというところをお尋ねします。というのも、不快に感じる人がいなければ、長考は問題ではなくなるからです。3択から、最も近いものをお答え下さい。