『タシュ=カラール:伝説の闘技場』日本語版、2月中旬発売
昨年『ツォルキン:マヤ神聖暦』で知名度をさらに上げたチェコゲームズ出版が、今年10月のシュピール’13で発表した新作。デザインは『ダンジョンロード』『スルーザエイジ』のフヴァチルが担当した。
「タシュ=カラール」という伝説の闘技場で、魔法使い同士が決闘する。カラライト石を配置し、魔力を配列し、夢幻のクリーチャーを召喚して相手のクリーチャーを破壊しなければならない。ただ単に魔力が強く、強力なクリーチャーを呼び出せればよいのではなく、相手の先を読み、魔力の「配列」をマスターして、クリーチャーの特殊能力を活かした者が勝つ。
ゲームは1対1の決闘形式、2対2のタッグ戦、バトルロイヤル戦など、人数によってさまざまな遊び方があり、さらに閲覧中の皇帝の要求を満たすクラッシック戦と、ひたすら破壊を行うデスマッチ戦という2種類の競技ルールもある。陣取り的な要素と、トレーディング・カードゲームのようなカードの能力の要素が組み合わさったボードゲームだ。
(Youtube:Sasquatch 2013 (Essen Games) – Tash-Kalar: Arena of Legends)
日本ボードゲーム大賞2013:投票スタート
対象は過去1年間に一般発売された新作で、5タイトルまでをリストの中から選ぶか、自由記述欄に記入する方式。新作リストには、過去最多の215タイトル(昨年比20減)がエントリーしている。もちろん全部遊んでいる必要はなく、1タイトルからの投票も可能。
ネット投票は下記のリンクから行うことができる。登録したメールアドレスに届いたURLを24時間以内にクリックしないと無効になるので注意。
そのほかに、投票用紙は全国のボードゲーム専門店に発送されており、またPDFファイルでも公開されている。サークルを主催している方は、このPDFファイルを印刷して、サークルで投票してもらおう。今年どんなゲームが出たか、リスを見てみんなで1年を振り返って楽しむのもよい。投票用紙は、郵送かスキャンデータで事務局に送れば受理される。
昨年は297名が投票し、国産のカードゲーム『ラブレター』が1位に選ばれた。また、同時にゆうもあ内の選考委員によって入門向け・子ども向けの「ゆうもあ賞」も決定されることになっている(昨年は『クラック』)。今年日本の一番人気を決める投票、奮って投票しよう。
・日本ボードゲーム大賞:投票部門 投票ページ(NPOゆうもあ)