ニュルンベルク’17:ハンス・イム・グリュック
デザイン・S.ドラ、2~4人用、10歳以上、40~80分。
地中海の島国マルタに行き、将来の首都となる街をフランチェスコ・ラパレッリの計画に基づいて建設する。注意深く建設し、納期を守った者には報酬がある、そのために必要な資源を手工業者から求めて確保しなければならない。買い付け人、左官工、屋根取り付け屋を雇い、予定を進めていく。しかしマルタの教会への連絡も忘れてはいけない。そうすることで、ヴァレッタ一番の建築士の名声を得ることができるだろう。
デザイン・B.フェデュッティ、イラスト・A.ボスレイ&S.エッケルト、2~8人用、10歳以上、30~60分。
2000年に発売されたカードゲームのリメイク。これまでに登場したカードに加え、拡張セット『暗黒の王』のカードも同梱。イラストを一新しカードサイズを拡大。さらに新しい拡張も加えた。プレイヤーはさまざまなキャラクターをひそかに選択し、順番にコールされてアクションを行っていく。どのキャラクターを選んだか分からないようにポーカーフェイスを駆使して、お金を集め建物を作ろう。
★カルカソンヌ:サーカスが始まるぞ(Carcassonne 10. Erweiterung: Manege frei)
デザイン・K.J.ヴレーデ、イラスト・A.ペツケ&C.クイリアムス、2~6人用、8歳以上。
とうとうサーカスがカルカソンヌにやってきた。座長は息もつかせぬアクロバティックな演技がいっぱい詰まった夜のプログラムを用意している。それを見れば言葉を失うだろう。また能力ある名人たちが最新の妙技を見せてくれる。人間ピラミッドを作るためにサポーターを訓練し、サーカステントはカルカソンヌの民を引き寄せる。座長はプログラムを作り、来訪者は固唾を呑んで見守るだろう。
リアルタイム徴税ゲーム『トイバー親子の王国騒動』日本語版、2月25日発売
『カタン』の作者トイバーが親子でデザインした作品。2015年にコスモス社(ドイツ)から発売され、日本国内ではメビウスゲームズが『ツーモルトロイヤル』という邦題で輸入版を取り扱っている。トイバー親子はこの作品を始めとしてコスモス社から『密輸団(Smugglers)』『マグオーマグ(Mag-O-Mag)』と立て続けにファミリゲームを発表しており、新しい動きとして注目される。
王族の一員となって、自分の彫像を国中のあらゆる場所に建てることがゲームの目的。彫像を建てるために、商品タイルをリアルタイムで取り合う。砂時計が落ちるまでに、全員同時に中央から好きなタイルを取っていくのだ。しかしあまりたくさん取ることはできない。予め暴動ルーレットが回されており、残ったタイルがこれを下回ると暴動が起こり、一番多くタイルを取っていた王族にペナルティーが発生する。
最後は彫像を最も多く建てたプレイヤーが勝利するが、欲張りすぎてもいけない。ほかのプレイヤーの動向をすばやく判断していくゲームだ。
内容物:城ボード 4枚、彫像 100体、地位タイル 4枚、商品タイル 39枚、許容タイル 4枚、支持者トークン 37個、暴動ルーレット 1個、国土タイル 10枚、砂時計 1個、国土フレーム 6枚、ルール説明書 1冊